こんにちは!
コロナ対策で待合室に超音波加湿器という珍しい加湿器を導入しました。
この機械は水をミスト化できるだけではなく、微酸性次亜塩素酸水をミスト化できる特徴があります。これはウイルスの不活化、除菌、消臭の効果があり、かつ除菌消臭作用後は水に戻りますので、手肌にも優しく、お子様やペットにも安全なものになります。
これからもペット達、オーナー様、スタッフに対して感染予防対策を行っていきたいと思っております。
こんにちは(^^♪
まだまだ寒い日が続いておりますが、皆様体調を崩さずにお元気でしょうか?
今回は看護師の制服が新しく変わったことについてお伝えします。
(詳細はこちら)を押していただくと新しい制服の写真を見ることができます。
予防編
今回はわんちゃんを新たに迎え入れたご家族に行ってもらいたい予防編です。
予防医療という言葉があるように現代では病気になって治療するという考えはもちろんの事、病気にならないよう予防するという考え方の大切さが認識されています。この考え方が動物達の長寿化に大きく貢献しています。
※混合ワクチン
伝染病を予防するためのもので、母親から貰った免疫力が切れ始める生後4週齢以降から接種可能で、3〜4週間間隔で3回接種が推奨されています。その後は年1回の接種で免疫力が維持できます。
※狂犬病
現在日本に狂犬病はありませんが、海外との接触が多いため狂犬病という怖いウイルスが蔓延することを防ぐ目的で法律で定められています。
3回目の混合ワクチン接種が終わった1ヶ月後以降に接種。
その後は年1回の接種。
※フィラリア感染症(予防期間4〜12月)
フィラリア症は蚊によって媒介される、犬糸状虫がわんちゃんの心臓に寄生することによって起こる病気です。一度感染すると亡くなることもあり、治ったとしても心臓病という重い後遺症が残る怖い病気ですが、薬で完全に予防することができます。
2回目のワクチン接種頃の2〜3ヶ月齢からの予防をお薦めしています。
一年中蚊の出る可能性がある地域にお住まいの方は、年中予防をお勧めしております。
※ノミ、ダニ(予防期間4〜12月)
散歩中や人が外から持ち帰ることで寄生します。
激しい痒みのある皮膚病、血液が破壊され貧血、発熱、元気食欲の低下を起こす可能性があります。
一年中ノミ、ダニの出る可能性がある地域にお住まいの方は、年中予防をお勧めしております。
詳しくはHPの『予防医療』に掲載していますのでご確認ください。
https://www.gonzyouzi-animal-clinic.co.jp/sp/guide/yobo.html
新型コロナの第3波によりここ佐世保市でも残念ながら複数件の発生が起こってきました。
よって、改めてみわ動物病院のコロナ対策をお伝えさせて頂ければと思います。
院内での取り組み
※アルコール消毒の設置(ご来院の皆様にご協力いただいております)
※スタッフ&飼い主様のマスク着用の徹底
※1日2回の院内消毒
※常時診察室の換気(適切な室温ではありませんがご了承下さい)
※待ち時間を車内にて待機可能(順番が来たらお呼びしに伺います)
従業員に対する取り組み
※体温測定、体調チェック
※出勤時、昼食前、退勤時の衣類の消毒、手洗いうがいの徹底
※昼食を集団で食べない
※外食、県外への移動の自粛
※従業員へのプライベート用の消毒液の提供
※診察毎ごとの手指のアルコール消毒
佐世保市で感染者が複数人いる場合には上記の事を守り、感染しない、うつさないを徹底して努力していきます。感染対策にご協力頂く事もあると思いますが、宜しくお願いします。
皆様とペット達のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
仔犬、子猫を迎えたら
こんにちは。
最近コロナの影響で家で過ごす時間が増え、その時間をより有意義にするためにペットを飼うご家庭が増えているように感じます。
当院でも毎日のように仔犬、仔猫がやってきます。
そこで仔犬子猫を迎えた時に知っておいてもらいたい事についてお話ししたいと思います。
今回は社会化期編です。
僕ら人間も一人一人性格が違うようにワンちゃんも性格が違うと思った事ありませんか?
この性格に大きく関わっていることは3つと言われており、犬種による特性、親からの遺伝、環境の3つと言われています。
この3つ目の環境によるものとして最も大きな要因が社会化期をどう過ごすかになります。
社会化期とは?
1-4ヶ月齢の間にあり、外界からの様々な刺激に対して好奇心を持ち急速に適応、順応していく大切な時期。
社会化期の前半は恐怖心よりもとにかく好奇心が優っており、どんどん色々なことを経験し学んでいきます、後半になってくると初めての刺激に対して警戒心や恐怖心も芽生えてきます。なのでこの後半の時期はその子が警戒しているときには無理はせずそのこのペースに合わせて適応させてあげて下さい。
本来社会化期には親、兄弟と一緒に生活をし、犬同士のコミュニケーションを覚え、喧嘩などの加減も学ぶ時期なのです。この時期に親や兄弟から離され、ひとりぼっちで外の世界も知らずに過ごしてしまうと、外の世界に怯え、他の犬とのコミュニケーションが取れない内向的なワンちゃんなってしまいます。
ですから、このような仔犬を飼い始めたならば、その役割を飼い主さんが担ってあげる必要があるのです。
ではどのようなことを経験させてあげればいいのでしょう?
人間社会は様々な音に溢れています。人間社会で生活するわけですから、それらの音に慣らさせる必要があります。人の話し声、風、車、掃除機、携帯電話、チャイムの音など積極的に聴かせて慣れさせましょう。
また、いろんな人や動物とも接し、コミュニケーション法を覚え、多くの経験をさせてあげることも大切です。
ここで問題になってくるのがワクチンとの兼ね合いです。仔犬は免疫力が低いため、生まれた年は2、3回のワクチン接種が必要になります。病気の観点から考えるとワクチン接種が完全に終わってからの外出が望ましいのですが、それでは大切な社会化期が終わってしまします。
よって当院ではワクチン接種が1、2回済んでいれば抱っこで散歩コースを回り、色々な音を聞き、風景を見て、人に触ってもらい、積極的に外の刺激を感じさせて下さいとお薦めしています。他のわんちゃんとの接触もワクチン接種や、ノミダニの予防などしっかりしており、噛み付かない温厚な相手であれば問題になることは少ないと思います。
貴重な社会化期を大切にして、社会性があるみんなに愛されるワンコに育ててあげて下さい。
詳しくはスタッフまでお伺いください。